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遠山珈琲のモカマタリについて

国内販売会社は老舗のコーヒー生豆商社東京新橋にあるワタル(株)です。
ワタル(株)は良質コーヒーを扱う商社として業界では名の通った会社です。
そのワタル(株)より当社が仕入れしているモカマタリは2種類 クラシック・モカマタリとバニマタル
この2種類についてはイエメン最高のマタリコーヒーだと思っております。
30年前まではイエメン・モカマタリの日本への輸入生豆は殆んどがグレード9 少量のグレード7
これらのモカマタリは各ロースター又は自家焙煎店舗にてハンドピックをしないと未熟豆や異物等多くそのままの生豆を焙煎すると非常に粗悪なモカマタリとなってしまうので、多くのロースターが異物や未熟豆を取り除いて焙煎するのが一般的に行われていましたが、
現在ではグレード9 グレード7 の他にアルカボス社のクラシック・モカマタリバニマタルのように現地で何回もハンドピックをして出荷するモカマタリが造られるようになり入荷後に選別をしなくてよい良質モカマタリコーヒーが仕入れ出来る為、この2種類のモカマタリを使用しております。
但し、モカマタリコーヒーには若干未熟豆その他が含まれることでモカマタリコーヒーの風味が生きてきます。
全ての未熟豆や欠点豆を取り除くとマタリコーヒーのアロマもカップも失われて特色のないコーヒーに成ります。
但しコーヒーはブラジルの諺でマジックビーンズと言われています。
コレには2つの意味があり、1つは生産地やその年の出来の良し悪し焙煎の仕方や抽出方法によって何百の味が出来ます。
1つは趣向品であるコーヒーは10人が10人味の好みが違います。
人によっては美味しくないコーヒーも美味しいと好まれる事が多々有ります。
例えば関西の方が関東のコーヒーを飲むと薄くてシャブシャブして美味しくないと云われ、関東の方が関西のコーヒーを飲むと泥臭くて美味しくない等と厳しい表現をされる事があります。
これらは全て味の好みの違いです。

私どもの店ではお客様のお話を聞いて販売をしております。
今迄35年間コーヒー豆の販売をここ白井市で商っておりますが、きちんと質問されたお客様は永年当店をご愛顧いただいております。

最後に遠山珈琲はコーヒー大好き遠山克利が「コーヒー好きの人に美味しいコーヒーを」と、 35年前にまだ珈琲会社に勤務していたときに販売を始め、30年前に退社し、有限会社遠山珈琲として開業した会社です。

遠山克利は
日本では老舗珈琲会社に16年半勤務。
職歴としては現在も老舗繁盛店として有名な銀座カフェーパウリスタの初代店長(昭和45年10月)を含め営業・企画・店舗開店指導・珈琲教室講師等を経て昭和59年退社独立。
珈琲教室の講師の履歴は昭和56年船橋ら・らぽーと開業と同時によみうり日本テレビ文化センターのコーヒー教室講師となり船橋の他荻窪・八王子のよみうり日本テレビ文化センターのコーヒー教室を以後20年間勤める。
昭和60年より千葉県内の各市町村の依頼を受け小・中学校の家庭教育学級のコーヒー教室や生涯学習でのコーヒー教室を引き受け現在に至る。
コーヒーが好きコーヒー好きの人も好きをモットーにコーヒー一筋 46年のおっさんです。

最後にイエメン・アルカボス社の写真を添付いたします。

イエメン・アルカボス社