足で探した珈琲５│千葉県白井のこだわりコーヒーは珈琲の遠山

ブラジルの玄関サンパウロよりジェット機で約２時間.カーニバルで有名なリオネジャネイロを真下に見ながら北に飛ぶとブラジルで唯一の山岳地帯の在るエスプリット・サント州の州都ビトリアに着きます。そこは冬でも日中30゜以上になり海風のさわやかな過ごしやすい都市です。このビトリアから２～３時間でエスプリット・サントの山並みに上ることが出来ますそこが.Cafe` das Montenhas do Espirito Santoと言われる良質コーヒーの産地です。とてもブラジルとは思えない山村が数多くあります。その中の一つバンド・ノバに在るカロニエリ農園がオパブラジルの生産農園です。バンド・ノバに住む人々は殆んどがイタリア系ブラジル人で３世４世の人々がコーヒーの他にもオレンジ・いちご・トマト等の野菜や果物を作り.牛や鶏・豚等の家畜を養い自給自足の農家が殆んどでその生産する食品の美味しさに。ビトリアの人々が休日に農家の直売所に訪れます。直売所ではあらゆる食品が並んでいます。焙煎したコーヒー豆・牛乳・ヨーグルトチーズ・バター・ソウセージ・コーンパウダー・砂糖・ピンガ(砂糖から造る焼酎)・いちご・トマトと手作りの美味しい食品を求めてまるで.イタリアのアルプスの一角にある小さな村を訪ねる様に訪れています。そんな素敵なブラジルの山村その中の一つカロニエリ農園は現在３世のカロニエリ(背の高い陽気で真面目なイタリア人)さんが丁寧に栽培して真っ赤に熟したコーヒーの実をパルピングしてセミウォシュドにしてから天日干しした完熟コーヒーです。



サンパウロの市内		ブラジルコーヒーの積出港・サントス

ビトリアからエスプリットサントの山へ向かう途中		エスプリットサントの山並み

エスプリットサントのバンド・ノバでのカップテイスト		エスプリットサントの滝の周辺に在るコーヒー木。水が豊富で昼夜の温度差が有る

カロニエリ農園にもアマレロと言われる黄色い実のコーヒーが沢山植えられている。		コーヒーチェリーをパルピングする機械

パルピングされたコーヒーチェリー		ナチュラルコーヒーの天日干し風景

山の天気は変わりやすいので殆んどの農家はビニールハウスの中で天日干しをしている。		カロニエリさんと左側はお父さんです。